~ガス屋さんの日記~
営業の田平です
9月1日は防災の日でした。
8月8日に日向灘を震源とするM7.1最大震度6弱の地震が発生し、
それに伴う南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)が発表されました。
また、8月末には台風10号が接近し、
それに伴う突風や竜巻などの災害により大きな被害が出ました。
特に8月は宮崎が災害の中心になることが多く、
日頃から防災意識を持っている方だけでなく今まであまり考えてこなかった方も
考え始めるきっかけになったのではないでしょうか。
今回は防災対策の中でも重要なライフラインの一つである【水】についてお話したいと思います。
この画像は8月の地震発生後の写真です。
宮崎の多くのスーパーでも見られた風景です。
このような状況に遭遇された方も多いのではないでしょうか。
災害発生時にはどこでも起こる現象です。
未だに防災関連商品の品薄状態が続いており皆さんの防災意識の高まりがよくわかります。
改めて今回の2つ災害で私が気付かされたのが【前もっての対策】の重要性です。
災害が起きてからでは必要な物を手に入れること自体が困難になってしまいます。
水の備蓄量の目安は
【人数】×【最低3日】×【一日3L】
とされています。
4人家族の場合だと36Lということになります。
この目安も飲料水としての水であって洗濯やトイレ等の生活用水は含まれていません。
しかしながら飲料水だけでも確保しなければエコノミー症候群など災害関連死に繋がる危険性が高まります。
このような理由から備蓄品の中でも飲料水が最も重要であると言われています。
各ご家庭で水の備蓄量を把握した上でどのように備蓄し保管するかを考えます。
大きく分けると下の2種類の備蓄方法があります。
① 長期保存水のペットボトルを購入し備蓄
② ローリングストック
ローリングストックとは…
図のように日頃から備蓄し、使った分をまた買い足すことで常に一定量を備蓄しておく方法です。
この方法であれば長期保存とは違い賞味期限切れを起こすリスク軽減にもなります。
ここで弊社の取り扱い商品であるウォーターサーバーを使った対策方法の一例をご紹介したいと思います。
家族4人の場合
ボトル1本12Lなので最低3本のボトルをストックし、古いボトルから随時使用するようにします。
(未開封で1年の賞味期限となっております)
あくまでも一例ですので各ご家庭で家族構成、使用頻度を確認し備蓄量を決めていただくと良いかと思います。
また、ウォーターサーバーは停電時でも利用することができます。(ただし常温となります)
緊急時はサーバーを通さずに水を使用することができるので避難時等ボトルだけお持ちいただいても良いかと思います。
上の写真が非常時にボトルの水を使う方法です。
ボトルには白いキャップのような逆止弁がついているので
ドライバーなど先のとがった物で強く押すことで逆止弁を外すことができます。
あとはボトルから注ぐように使って下さい。
いつくるか分からない災害。いつか必ずくる災害。
弊社はメインのガス供給だけではなく飲料水(ミネラルウォーター)も取り扱っております。
いずれも生活に欠かせないものであるということで
社員一同災害に対する危機管理をこれまで以上に強く持って職務にあたっていきたいと思います。